【登山】今更ながら前回投稿(8月)からの・・・ part2
●はじめに
昨日に「part1」と称してカッコよく(?)今までサボっていた分を綴ったわけですが。
今回はその続き、「part2」を綴っていきたいと思います。
登場する山は全て日本百名山! どれも楽しい山行でした!
今回もお付き合いいただけると幸いです。
●瑞牆山・金峰山(テント泊)
前回の山行(上高地)から約1ヶ月開いた10月中旬。
山の紅葉を写真に収めたく天気予報と睨めっこの時間が続くが快晴の情報はなく・・・。
アクセスがしやすく、テント泊で撤退を決めても諦めやすいところを探した結果、
「瑞牆山(みずがきやま)」、「金峰山(きんぷさん)」となった。
1日目は小雨の降る中、富士見平小屋にテントを設営し、そのまま瑞牆山へ。
見ただけで上り甲斐を感じる山ですね!
雨の影響で足場が滑ったり、寒かったり苦戦をしましたが、
ただの上りではなかったので。あっという間に頂上へ着きました(笑)
曇っていたので展望もなくすぐに退散しましたが・・・。
下山中に身体が冷えすぎて真剣に撤退を考えるほどでしたが、
富士見平小屋で鹿肉カレーと瑞牆ビールを飲むと一気に疲れが吹き飛びテントで爆睡。
あまり期待はしていませんでしたが、星空の撮影をできることを祈ります。
夜に何度か起きるもやはり雨・・・。
気温が低くて寝付けず、金峰山を諦めることも考えましたが、
気分屋の性格を考えて、とりあえず3時に一度起きることに。
すると奇跡的に雲一つない快晴が! すぐにカメラをセットし天体観測。
流れ星も撮影することができて2020年の中で一番撮れ高のいい星景撮影でした。
撮影中のテンションそのままに、金峰山へ。
樹林帯の隙間から朝日を浴びる南アルプスの山々が一望できて最高!
(もう最高しか描いてないw)
ただこのあたりから地面に雪が積もっていました。
稜線に出るとあたりは一面真っ白でプチ雪山ハイク気分。
チェーンスパイクを持ってこなかったことを後悔しましたが、
無事に山頂へ登頂することができました。
下山で金峰小屋に立ちよってコーラを飲んで一服。
そのまま富士見平小屋まで下山し、無事に帰路に着くことができました。
中腹以降は紅葉が少し終わり気味でしたが、登山口付近は真っ盛り。
前日は雨だったため気にせず進んでいましたが撮影会をしました(笑)
●大菩薩嶺(日帰り)
10月最後の日曜日に職場の先輩と共に大菩薩嶺へ。
上日川峠まで公共交通機関で移動し、登山開始。
登山口からの勾配もキツくなく、私服で上っている登山者も見られた。
大菩薩嶺は中腹の勝縁荘を過ぎると富士山を拝むことができ、展望が非常にいい山だ。
(正確には「大菩薩峠」の見晴らしがいいのだが・・・)
その後は介山荘で腹ごしらえに味噌田楽を食べて(これが最高に美味かった)、
石丸峠を経由し牛ノ寝通りへ。
途中、落ち葉でコースをロストしそうになるも目印のお陰で復帰。
紅葉を見ながら楽しい山行となりました。
このルートは健脚者向きの行程ですが、下山してすぐに温泉があるのがオススメ!
登山口から10分ほど歩けば「奥多摩温泉 小菅の湯」があるので、
ひとっ風呂、一泡飲んでから帰宅することを強くお勧めしたい(笑)
●雲取山(テント泊)
2020年最後のテント泊は東京最高峰・日本百名山の「雲取山」へ。
8月に雲取山でテント泊デビューする予定でしたが、当日は雨の予報で硫黄岳に。
その時にせっかく計画を立てたのだから、ということで行ってきました。
パワースポットとして有名な「三峯神社」をスタート。
境内を見て回りたかったのですが、登山開始時間が始発でも10時と遅く、
テント場が先着順なため、巻きの山行に。
カメラも何回か出しましたが、納得の行く写真はゼロでした・・・。
テント場はギリギリ確保。本当に危なかったです(汗)。
お昼を済ませて日の入り前に山頂に。
天候にも恵まれ、いい写活ができました!
夕食を済ませた後はもちろん星景撮影!
山頂までプチナイトハイクを実施し、ひとりシャッターを押し続けました。
ただ、東京、甲府方面の光害が凄かった・・・。
光の強さと寒さで早々に撮影は切り上げ、テント場付近の撮影に移行。
なんとか天の川の撮影もできて満足できる撮影会でした。
(ただ狙っていくところではないかな・・・)
翌朝は日の出の撮影をするためテントを撤収。
朝食を食べて、昨夕に仲良くなった同年代の方と一緒に再び山頂へ。
2日目の天候も最高!
1時間ほど滞在した後、鴨沢方面へ下山しました。
新しい登山仲間もできて天候に恵まれた2日間。
北アルプスや瑞牆・金峰のテント泊と比べると少し物足りませんでしたが、
非常にいい山行でした!
●次回予告
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
(といっても自己満で書いているものですが・・・)
今回出てきた山は全て百名山!
どれもいい山でした。個人的には瑞牆・金峰を晴れの日にリベンジしたいです(笑)。
さて、次回ご紹介する山は、2つ。
初めての雪山に選んだのは「蓼科山」。
当初は北横岳に行く予定でしたが、北八ヶ岳ロープウエイが設備点検・・・。
急遽予定を変更して行ってきました。
2、山頂直下は垂直20mの鎖場⁈「乾徳山」
仕事で山梨に行く機会があったので以前から狙っていた「乾徳山」へ
理由は名物の山頂直下の鎖場!
2020年で一番怖かったですね(高所が苦手・・・)。
でも上りきった後の達成感は低山ながら最高でした!
(「最高」しか書いてないなw)
次回もどうぞお付き合いください!
【登山】今更ながら前回投稿(8月)からの・・・ part1
●久々の投稿で・・・
読者の皆さんご無沙汰しております。山写人です。
以前の投稿が8月の平標山・仙ノ倉山ですので実に半年ぶり・・・。
特に事故にも病気にもあっておりませんが、
山には毎週末のように行っておりました。
(更新をサボっていただけです・・・)
今回は前回投稿から空白期間中の山行を紹介したいと思います。
どうぞお付き合いください。
●燕岳-大天井岳
予告通り9月には職場の先輩と燕岳へ初のテント泊。
合戦小屋までは土砂降りでしたが燕山荘に着くと快晴に!
流石「アルプスの女王」! メチャクチャ綺麗でした(笑)
残念ながら星空は雲が多く撮影できませんでしたが、
朝日は物凄く綺麗でこれだけでもきた価値はありました!
2日目は大天井岳に足を伸ばし再び燕山荘によってから無事下山。
初めての北アルプスは最高でした!
●上高地(蝶ヶ岳、涸沢パノラマルート)
燕岳の翌週は登山を初めてからずっと狙っていた上高地に4連休をフルに活用した山行へ。
初日は徳沢園から蝶ヶ岳に上りましたが、樹林帯の中を黙々と上るのみ・・・。
愚痴をこぼしながら4時間弱上り続けると一気に奥穂高が見えてテンションぶち上がり!
風が強すぎてテントを張るのに苦戦した後のビールは最高だった(笑)
ただ残念ながら初日の取れ高はこれだけ・・・。
夜も霙と強風でビクビクしながら過ごしました(涙)
ただ、2日目の朝は最高の天気!
山の天気はコロコロ変わって面白いですね!
蝶槍に立ちよって、横尾に下山。
その後は徳沢園にテントを張って、ビールとピザとカレーライス。
この日はテント内でダラダラ過ごしてプチキャンプを楽しみました。
(なお、夜空には恵まれず・・・)
3日目は横尾経由で涸沢へ。
と言ってもテントは徳沢に張ったまま、涸沢によってパノラマルートに行くことが目的。
やはり連休中とあって人通りが多い!
子供連れも多くて自分もいつか・・・、なんて変なことを考えていました(笑)
涸沢ヒュッテで軽い昼食と安定の(?)パノラマ撮影をした後は本命の涸沢パノラマコースへ
「山と高原地図2020」では、破線ルートとなっていますが、
しっかりと足場を気をつけながら歩くと問題ありません。
個人的には程よいスリル感を得ることができて楽しかったです。
屏風の耳を降りた後は、ひたすら岩場の道を下山。
新村橋方面からは絶対に上るまいと下りながら思うほど退屈で急でした・・・。
(いや、マジで)
下山後は安定のビール! 今回はおでんをお供について星空が出ることを待つのみ・・・。
テントを出ると満点の星空が!
当初は月明かりがありましたが時間を空けるといい感じに!
最後の夜に満点の星空を眺め、ビールとカメラを抱え楽しみました。
(ビールの登場回数多すぎなw)
最終日はテントを撤収して穂高神社奥宮へ。
明神池などをゆっくり散策し、嘉門次小屋で岩魚を食べて帰路につきました。
次に上高地に来るときは、涸沢ヒュッテにテント泊して槍ヶ岳や穂高にいきたい!
●次回予告
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
何かのお役に立てれば幸いです。
次回の記事は、
紅葉を撮影しに雨を承知で実施したテント泊
想像以上に身体が冷え撤退も考えたがテント泊を実施。
翌朝3時に外へ出ると満点の星空が! 流れ星も見れ金峰山に行くと予期せぬ降雪⁈
実は登山を初めて百名山に上ったことがない私。
職場の先輩と一緒に秋の大菩薩嶺へ。
牛ノ寝通りを経由して小菅の湯方面に降りた18kmの山行をご紹介
3、2020年内最後のテント泊 東京最高峰、日本百名山「雲取山」へ
年内最後に選んだテント泊山行は雲取山。
プチナイトハイクもできて楽しかった!
また、長々となるかもしれませんが
お付き合いいただければ幸いです。
ご要望、ご質問がありましたらご質問ください!
【初ソロ登山!】 平標山と仙ノ倉山へ行ってきた
・涼を求めて谷川連峰へ
1週間ほど前の8月19日に谷川連峰へ行ってきた。
梅雨が明け、お盆も開けると一気に気温が上がり日中は行動不能が続く日々・・・。
夏季休暇で行った八ヶ岳(硫黄岳・横岳)の涼しさ、稜線歩きの楽しさが忘れられず、日帰りで行ける谷川岳へ行くことを決めた。
そこまでは良かったが、谷川岳ロープウエイのサイトを見ると、運休の情報が・・・。
一番下から登ることも考えたが、初のソロトレッキング。翌日にはも仕事が控えているため万が一を想定し、平標山と仙ノ倉山の縦走に変更した。
・花の百名山「平標山」
越後湯沢駅に到着したのが8時過ぎ。その後、南越後観光バスで「平標山登山口」で下車(駅から約30分ほど)。
登山口からは「松手山ルート」と「上信越自然歩道ルート」の2つのルートで目指すことができるが、お勧めは「松手山ルート」。松手山までは樹林帯の中で地味な急登が続くが、所々で視界が開け、「登っている感」を味わうことができ楽しくなる(自分だけかな?)。
松手山まで来ると一気に視界が開けるため歩くのも楽しくなる。風が非常に心地よかったが、1つ準備しておくべきだったものが「日焼け止め」。日差しを遮るものがないため直に当たってしまう。後日忘れたことを後悔する羽目に・・・(涙)。
ただこの時は周りの景色が楽しくて仕方がなく、そんなことは全く頭になかった(笑)。花の百名山、というだけあって多くの花が咲き、セミではなくトンボが既に飛び交っていたことに驚いた。
山頂直前で振り返ると「ここまで登ってきたのか!」と本当に思うような景色が一面に広がります!
平標山にはコースタイムより40分ほど早く到着。昼食を食べて仙ノ倉山へ行く予定だったが、特に疲れてもいなかったのでそのまま仙ノ倉山へ向かった。
・日本二百名山、谷川連峰最高峰「仙ノ倉山」へ
平標山から仙ノ倉山までは基本的には木道の上を歩く。植物の背も低いため、万太郎山や谷川岳などはもちろん、武尊山や赤城山など多くの山々を見渡すことができる。やっぱり稜線歩きは楽しい! と再認識することができた。
今思えば、今回の登山は人生4回目。始めての晴天に恵まれた登山だった(笑)。ガスの中の幻想的な雰囲気も嫌いではないが、晴れた日に心地よい風を受けながらゆっくりと稜線を歩くのは最高だ!
山頂でいろいろな方向で写真を取りすぎて、どれがどの山か分からなくなる、という事態が発生・・・。残念ながら掲載するのはこの2枚だけ。もっと勉強を頑張らなくては!
きた道を折り返し、平標山へ。その後、平標山乃家にて昼食。
1時間ほど休憩し、平元新道と上信越自然歩道を通り下山。平元新道は階段が整備されているものの結構な坂。こっちを登ってきていたらメンタルブレイクされていたことは間違えなかった(笑)。上信越自然歩道は途中から沢沿いを歩くため非常に涼しい。沢の音が心地よく、水も冷たかった。
予定よりも1時間半近く下山し、バスも1本前のものに乗ることができたため、駅周辺で温泉と日本酒を、と考えていたが、コロナウイルスの影響で時短営業中・・・。温泉に入ることはできなかった(涙)。帰りの新幹線で寿司と地ビールで乾杯。今度来るときは温泉にも浸かりたい。(谷川岳と苗場山を下町で宿泊して1泊2日ありかな)
初めてのソロ登山だったが、無事に下山することができた。バスの時間なども計算しながらの計画作成だったが、やっぱり計画を練るところから登山は楽しい。平標山では、もう少し早い時期に来ることができたらもっと綺麗な花を見ることができたと思うので来年またリベンジしたい。
来月は燕岳と上高地! テント泊が2回と非常に楽しみだ。早く9月になってほしい。
【テント泊(硫黄岳)】 初めてのテント泊inオーレン小屋
●テント泊をしたいと思ったキッカケ
私がテント泊をしたいと思ったキッカケは、昨年の7月に開催された富士登山競争に仕事で行き、富士山7号目にある「鳥居荘」に宿泊。Nikon D5600(始めてのカメラ)を買ったばかりで、取材に同行していたカメラマンにアドバイスもらいながら星景写真を撮影。
ファインダーに写っていた星の多さに感動し、「山に登るとこんなに星が綺麗に撮れるのか!」と思い、カメラと登山に目覚めた(笑)。と言っても初めて登山は、2020年6月15日(トレイルは経験あり)。なかなか身近に登山経験者がおらず実現まで1年掛かるという・・・。その間にカメラ沼にはズッポリとハマってしまった・・・(この話はまたの機会に)。
●オーレン小屋を選んだ理由
次になぜ初めてのテント泊にオーレン小屋を選んだのか? 本来のテント泊デビューは実は雲取山を計画していた。しかし、残念ながら予定日は生憎の雨・・・。他の日程は予約が埋まっていたため、別の山で探したところ、オーレン小屋は、登山口から80分でテント場に着くことができることを知り、連絡を入れて予約を取った。
余談になるが、オーレン小屋の前に燕岳山荘の予約もしたが、自分の健康診断があったことを思い出し断念・・・。本来であればこの記事を書いている今日(8/16)、山荘で星を撮っていたかもしれない(笑)。
●2日間の行程など
登山日 :2020年8月12日(火)ー 13日(水)
天気 :(1日目)晴れのち曇り
(2日目)曇り
人数 :2人
移動手段:レンタカー
経過 :(1日目)桜平登山口 → オーレン小屋
(2日目)オーレン小屋 → 夏沢峠 → 硫黄岳 → 横岳
→三叉峰 → ショウゴ沢 → オーレン小屋 → 桜台登山口
撮影機材:Nikon Z6、Nikkor Z 24-200/4-6.3、SIGMA 14-24/2.8(FTZ)
「初めてのテント泊!」とルンルン気分で桜台駐車場へと向かっていたところ途中の林道でタンクローリーが!?
桜台の一番下の駐車場にもついていないのに・・・。と思いながら、すぐそばの空き地で1時間ほど過ごすことに(涙)。事故の担当者から「もう1時間ほど掛かる」と言われ、今駐車しているところに車をおいて登っていいか聞いたところ地主の方と相談されて許可がおり、登山開始! ただ時刻は13時30分。1日の中で一番暑い時間。桜台駐車場までは予定の行程よりプラス1時間。景色も樹林帯でなかなか変わらずシンドかった・・・。
やっとの思いで登山口に辿り着くとなんと、そこには鹿の親子が! 始めて登山で動物に会うことができ、一気にテンションが上がった!
桜台からオーレン小屋までのルートは、序盤の坂が個人的には地味にキツいが、沢沿いを歩くコースのため、そこまで暑さは気にならなかった。ただ、初めてテント泊。装備が重くて脚がキツかった(笑)。
オーレン小屋に到着したのは17時前。本来であれば、天狗岳まで登る予定だったが、時間が遅かったのでこの日は断念。テン場でゆっくり過ごすことに。管理人から「ペルセウス座流星群」が見えることを教えていただき、夜を待ったが、小雨が降り空一面が雲で覆われた状態に・・・。諦めきれず、19時に寝袋に納まった後に1時間ごとにアラームを設定(笑)。すると11時から20分ほど、3時から1時間ほど雲が晴れ星を撮ることに成功!
(肉眼では流星群は見れたけど写真には収まらず・・・)
そのまま、朝焼けを撮りにオーレン小屋を出発し、夏沢峠へ。残念ながら硫黄岳は雲に覆われていたため爆裂火口を見ることはできなかったが、綺麗な朝焼けを見ることができた!
しかし、ここから先はガスの中をひたすら突き進む。硫黄岳山頂も全く視界が悪かったため横岳の帰りに視界が良くなっていることを願いつつパス。途中で雲が切れる瞬間があり、その景色は絶景!
ただ天気がもってくれたのも横岳まで。時間があったので三叉峰まで行ったが、天気が回復することはなかった・・・(帰路の硫黄岳も結局曇り)。
●テント泊を終えて・・・
初めてのテント泊。いきなりアクシデントがあったものの非常に充実した2日間を過ごすことができた! 「2000mを越えると見える景色が全く違う」と誰かのブログで見たが、確かにその通り! 見える景色はもちろん、ここまで自分の脚で登ってきただけあって雲が晴れた時は「スゲ〜」を馬鹿みたいに連発していた(笑)。日帰り登山と比べものにならない重さ(まだ最適化できていない)だったがテントや食料を自分の脚で担いで登った先にある絶景は格別だ!
次回のテント泊は燕岳! 今度はどんな景色が見れるか楽しみだ!