私と山と写真と・・・

写真を撮ることが好きな人

【初ソロ登山!】 平標山と仙ノ倉山へ行ってきた

 

・涼を求めて谷川連峰

 1週間ほど前の8月19日に谷川連峰へ行ってきた。

 梅雨が明け、お盆も開けると一気に気温が上がり日中は行動不能が続く日々・・・。

夏季休暇で行った八ヶ岳(硫黄岳・横岳)の涼しさ、稜線歩きの楽しさが忘れられず、日帰りで行ける谷川岳へ行くことを決めた。

 そこまでは良かったが、谷川岳ロープウエイのサイトを見ると、運休の情報が・・・。

一番下から登ることも考えたが、初のソロトレッキング。翌日にはも仕事が控えているため万が一を想定し、平標山と仙ノ倉山の縦走に変更した。

 

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(左)6時36分東京発の新幹線で越後湯沢へ

(右)朝食は大好物のお稲荷さん 旅飯は最高!

・花の百名山「平標山」

 越後湯沢駅に到着したのが8時過ぎ。その後、南越後観光バスで「平標山登山口」で下車(駅から約30分ほど)。

 登山口からは「松手山ルート」と「上信越自然歩道ルート」の2つのルートで目指すことができるが、お勧めは「松手山ルート」。松手山までは樹林帯の中で地味な急登が続くが、所々で視界が開け、「登っている感」を味わうことができ楽しくなる(自分だけかな?)。

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(左)登山口から2時間ほどは樹林帯の中を進む。

(右)登山口から松手山の中間にある鉄塔。しばらくはこれを目標に進むとよき。

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(左)松手山手前から見た平標までの稜線。これを見た瞬間は顔がニヤケてしまう(笑)

(右)登山開始から1時間前後で松手山へ。多くの登山者が一時休止していた。

 松手山まで来ると一気に視界が開けるため歩くのも楽しくなる。風が非常に心地よかったが、1つ準備しておくべきだったものが「日焼け止め」。日差しを遮るものがないため直に当たってしまう。後日忘れたことを後悔する羽目に・・・(涙)。

 ただこの時は周りの景色が楽しくて仕方がなく、そんなことは全く頭になかった(笑)。花の百名山、というだけあって多くの花が咲き、セミではなくトンボが既に飛び交っていたことに驚いた。

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(左)ヨツバシオガマとトンボ

(右)ミヤマキンバイと同化しているハチ

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まだ花の名前は詳しくありません(涙)

わかったら追加します・・・。

 山頂直前で振り返ると「ここまで登ってきたのか!」と本当に思うような景色が一面に広がります!

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平標山への階段で振り返ると苗場山などが一望できる

 平標山にはコースタイムより40分ほど早く到着。昼食を食べて仙ノ倉山へ行く予定だったが、特に疲れてもいなかったのでそのまま仙ノ倉山へ向かった。

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平標山山頂

日本二百名山谷川連峰最高峰「仙ノ倉山」へ

 平標山から仙ノ倉山までは基本的には木道の上を歩く。植物の背も低いため、万太郎山谷川岳などはもちろん、武尊山赤城山など多くの山々を見渡すことができる。やっぱり稜線歩きは楽しい! と再認識することができた。

 今思えば、今回の登山は人生4回目。始めての晴天に恵まれた登山だった(笑)。ガスの中の幻想的な雰囲気も嫌いではないが、晴れた日に心地よい風を受けながらゆっくりと稜線を歩くのは最高だ!

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(左)平標山から仙ノ倉山まで続く木道

(右)仙ノ倉山山頂

 山頂でいろいろな方向で写真を取りすぎて、どれがどの山か分からなくなる、という事態が発生・・・。残念ながら掲載するのはこの2枚だけ。もっと勉強を頑張らなくては!

 きた道を折り返し、平標山へ。その後、平標山乃家にて昼食。

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(左)山でのカップ麺とコーラは格別!

(右)平標Tシャツ買ってしまった(笑)

 1時間ほど休憩し、平元新道と上信越自然歩道を通り下山。平元新道は階段が整備されているものの結構な坂。こっちを登ってきていたらメンタルブレイクされていたことは間違えなかった(笑)。上信越自然歩道は途中から沢沿いを歩くため非常に涼しい。沢の音が心地よく、水も冷たかった。

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信越自然歩道の脇道を流れている

 予定よりも1時間半近く下山し、バスも1本前のものに乗ることができたため、駅周辺で温泉と日本酒を、と考えていたが、コロナウイルスの影響で時短営業中・・・。温泉に入ることはできなかった(涙)。帰りの新幹線で寿司と地ビールで乾杯。今度来るときは温泉にも浸かりたい。(谷川岳苗場山を下町で宿泊して1泊2日ありかな)

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ビールは2杯空けてしまった(笑)

 初めてのソロ登山だったが、無事に下山することができた。バスの時間なども計算しながらの計画作成だったが、やっぱり計画を練るところから登山は楽しい。平標山では、もう少し早い時期に来ることができたらもっと綺麗な花を見ることができたと思うので来年またリベンジしたい。

 来月は燕岳と上高地! テント泊が2回と非常に楽しみだ。早く9月になってほしい。